工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    オープンして9年が経ちました。 大井川流域の木材を使った、まだ木の香漂う工房です。緑輝く芝を通り、緑樹の下をくぐって工房にお入りください。母屋に設けたギャラリーでは私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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2017年4月10日 (月)

それぞれの持ち味を紹介しあって

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ヨガ講座を開きました。講師は浜松ヨガ協会のLICOさんです。

参加者は陶芸教室に通う生徒と妻。LICOさんのやさしい口調と、アロマのたゆとう香りに癒されながら硬くなった四肢を動かしていました。
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ささやき窯では、陶芸以外に料理やクリスマスケーキ作りなどのミニ講座も開きました。

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つい先日、陶芸後のティータイムで新たな提案がありました。

ハーブ虫除けスプレー作りをYさんにやってもらおうよ、最近通うようになったKさんにケーキ作りを教えてもらおうよ、などといったものです。

さらに、抹茶碗作りが流行っているから、それを使ってささやき窯の庭で野点をやったらどうか、といったアイデアも出てきました。

さらに更に、ギターを習い始めた人が何人もいるから、ここでミニコンサートを開かない・・・、などといった話も。


陶芸を通してゆるやかな繋がりを持った皆さんが、それぞれの持ち味を他者に紹介し、それを喜び楽しんで受け入れる。そんな空気がここでは流れています。

2017年4月 9日 (日)

ある日の教室小景 6

2017328_022教室生最年少、7歳と5歳の兄妹が径20㎝の皿に釉薬を吹きかけています。初めての作業でしたが、霧吹きの吹き口をくわえ、大きく息を吸い込んで勢いよく吹くことができました。その様子をお互いにじっと見守っていました。二人は菊川市からお母さんに送迎してもらっています。

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2017328_021この日、兄はとても機嫌が悪く、なかなか工房に入ってきませんでした。来るときに寄ったコンビニに欲しいものがなかったものだから、とお母さんは困惑気味。しばらく彼の様子を見守っていましたが、私がいない方が、と帰っていきました。そして間もなく、私が「今日はやらなくてもいいから中に入ってお菓子でも食べていな。」と言うと、うん、といって工房に入りました。

私は彼を惹きつけるため、妹に霧吹きによる施釉をさせると、すぐに近寄ってきて「僕もやる。」と言ってやり始めると、さっきまですねていた時の表情があっという間に消え去りました。

この子供らしさが何とも言えぬほど良いなあと思うのでした。


2017年4月 6日 (木)

埼玉県の親子が愉しむ

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春休み中の親子旅行で静岡にやってきたYさん一家。前日大井川鉄道のSLの旅を楽しみ、この日は粘土遊びに興じる。神社仏閣や城に関心があるお父さんは別行動で、掛川城にひとり行ったとか。お母さんと小学6年になる息子さんはマグカップ作りを楽しんだ。
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K君はカップ胴部に文字を彫った。

焼津、富士山、そして両親と旅行をした年月日を。

何年か前に陶芸教室に通っていたというお母さんYさんは、さすがに手慣れた様子だった。

この日は教室生6人が別作業テーブルでそれぞれの作業をしていた。時々漏れる会話や笑い声が工房内に響き、実に楽しそうな雰囲気が漂っていた。


2017年4月 5日 (水)

我が家の庭にも遅がけの春が

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今年の桜の開花は遅い。標高200メートルの台地にある我が家のコブシやサンシュユの花もなかなか開かなかったが、ようやく開いた。サンシュユの黄花、コブシの白花が競演が始まった。コブシにはヒヨドリが飛来して開き始めの蕾を食いちぎっていく。それを私が庭に飛び出て追い払う。まったくきりがないことなのだが、少しでもたくさんの花を見たいという私の無駄な抵抗である。キーキー、キキーと声を発しながら逃げ去るヒヨドリだが、しばらくするとまたコブシの梢に舞い降りた。

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2017年4月 4日 (火)

桜花の元で

入院中のFさんを見舞った。彼女は、約束の花見に行くことを心待ちしていた。3時間の外出許可を主治医から得て駿府城公園に向かう。四肢が自在に動かせなくなってしまったFさんは、久しぶりの車に不安な表情を見せていたが、車椅子上で陽光をもらいながら駿府城公園をしばらく散策しているうちに表情が崩れ、いつもの明るい彼女になった。

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園内の桜花はまだ咲いていなかった。ただ不思議なことに1本だけ薄桃色の花に覆われた桜木があった。その周りには幾組ものグループが花見がてらの昼食をとっていた。私たちもその付近に敷物を広げた。昼食は、彼女の大好物の寿司を用意していった。 それらは、咀嚼力が衰えてきた彼女にも食べやすいように 全て半分の大きさに切ってもらってある。青空の下で、周囲から聞こえてくる楽しそうなおしゃべりと、鳥のさえずりを聞きながらFさんはゆっくりゆっくりと食べる。「ああ、おいしい。」と言いながらたいらげた。

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餌を求めて近寄ってくる鳩、行き交う人々、どこかの放送局の若い女性アナウンサーのリハーサル風景・・・。病室では見られないさまざまな風景にFさんは生きている喜びをかみしめていた。

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夜彼女からメールが届いた。

「楽しかった、の言葉しか思いつかないよ。ありがとう。」

 

 

2017年3月23日 (木)

ありがとう

教室生のYさんから手作りの祝福のカードをいただいた。

今月21日は私たち夫婦の結婚記念日。そうと知ったYさんが心込め、時間をかけて作ってくれたものだ。

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封筒には金紙のハートをちりばめ、カードには四葉のクローバーとてんとう虫などがあしらってあった。

こんなに嬉しい祝福はない。完成したこれもそうだが、何を作ろうか、どんな祝福のメッセージを書こうかと彼女が思案した時から、作り終えるまでの工程と時間に、Yさんの全ての祝福の気持ちを感じられる、だから大いに嬉しいのだ。

ありがとう!!

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2017年3月20日 (月)

桜を見せたい、ずっと。

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私たち夫婦と長年にわたって親交のある知人がいる。彼女は、工房オープン時の手伝いをしてれたり、個展の度にいろいろと動いてくれたり、時には私たち夫婦と一緒に旅行したり、山歩きを楽しんだりしてきた。主婦として、また自営業を営むご主人の片腕として大きな存在だった。どんなにつらい時でも、嫌なことが重なっても、まるで他人事のように“島田弁”丸出しであつけらかんとしゃべる。美しい顔立ちには不似合いな飾り気のないしゃべり方がより彼女の人間的魅力を高めていた。

その知人が入院を余儀なくされた。日増しに衰えていく四肢の筋肉。車椅子でないと移動が困難になってしまった。

入院先の病院に見舞いに行った。病室に入るや、私たちは彼女をハグした。彼女のこけた頬に涙が流れ落ちた。いつもの明るい表情は失せていた。筋肉の萎縮は咽頭にもきているらしく、しゃべるのもつらそうだった。私たちは、彼女が元気だったころいつもしていたようなたわいのないおしゃべりをしばしした。彼女の顔がほころんだ。笑った。しかし、どこか辛そうな表情が垣間見えた。


そのうち医学療法士が病室にやってきて、「リハビリの時間ですよ。行きましょう。良かったら皆さんも一緒に来ませんか。応援してあげてください。」と言った。

私たちは、リハビリ室の隅の長椅子に腰を下ろして彼女が施術を受けている様を見守った。

動かなくなった右腕を、やはり力が失せてきた左手で支えながら頭上にゆっくりと上げ下げしたり、療法士に支えられながら車椅子なしで歩行したりを繰り返した。

終わると、医学療法士が私たちに言った。

「皆さんが応援してくれたからでしょう。びっくりするほど頑張りましたよ。」

彼女の頬に紅がさしていた。元気だったころの顔だった。そして言った。

「がんばったよ。みんなが見てくれていたのでね。ありがとう。」

帰り際、彼女と約束した。

桜を見に行こうね!

来年も再来年も彼女に桜を見せてあげたい。帰路の車中で私たちはそうなることを強く願った。

2017年3月19日 (日)

失敗を楽しみながら

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Aちゃん(3歳)は、お母さんとFさんが作り終えるまで、お母さんの隣に座ってぐずることなく粘土遊びをしていたましたが、最後にはちょっと眠くなってきたようです。皆で記念写真に収まる頃にはお母さんに甘えてしまいました。

3人は、当陶芸教室に通うNさんと一緒に来てくれました。2017317_002
2017317_016お母さんYさんとFさんはそれぞれ湯呑碗、飯碗作りに挑みました。目の前に置いた手本の碗を目指して作り始めたのですが、思うようにいきません。口縁や底の直径が広がりすぎて碗らしくなりません。さあ、どうしましょう。お二人は迷います。うまくいかないなあ、と心でつぶやいている様が顔に表れます。この失敗こそ作る難しさと喜びなのです。完成品を手にしたとき、そのことを思い出してクスッとするはずです。そこで手直し方法を手ほどき。指導する側の私の出番がきます。こうして、ああして・・・、と直径を小さくする技法を教えます。

凹凸になってしまった口縁を平らに切り取る工程でも、お二人はハラハラしながら切り取る道具を手にします。Yさんは、我が子が傍らにいることを忘れるほど夢中になって切り取っていました。

遠く静岡市からきてくれましてありがとうございました。
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2017年3月15日 (水)

春をいただく

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教室生のSさんから菜の花をいただいた。自宅で栽培しているという白菜と水菜の花だ。

工房内が一気に春めいた。我が家の庭樹、サンシュユも黄花をいっぱいに咲かせている。

春先の黄花は心を浮き立たせる。そして次なる花の開花を待ち望む。

霞か雲か 匂いぞ出ずる さくら さくら 見に行かん、である。


あと何回桜を見られるのかねえ。

妻となにげなく交わす会話。

そんなことを考える齢になったことを、思う。

2017316_013             水菜の花

2017年3月12日 (日)

浜名湖牡蠣旨し!

浜名湖牡蠣旨し!
浜名湖牡蠣旨し!
浜名湖牡蠣旨し!
浜名湖の牡蠣を食べた。プリプリとした歯ごたえ、潮の香り、ジューシーさ。旨い、と思わず口をつく。

知らなかった。浜名湖で牡蠣養殖が行われていることを。テレビで知り、湖西市新居町の牡蠣小屋に出向いた。
養殖業者と思われる年配の男女が忙しそうに客の応対をしている。

2500円の牡蠣フライ定食を頼む。フライ4枚を頬張っている間、業者のおじさんが、目の前で牡蠣を焼き上げてくれた。何も付けずに食べた。磯の香りが口内から鼻孔に流れてきた。

おじさんが言った。ここの牡蠣は絶品だよ。
まさにその通り。

明治に始まった牡蠣養殖だが、養殖業者は今や当初の半数になってしまったという。後継者不足、高齢化がすすんでもいる。おじさんは、やや曇りがちな表情で話すも、こう付け加えた。

東京築地市場で高値で取引されてるんだ。

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