工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    オープンして9年が経ちました。 大井川流域の木材を使った、まだ木の香漂う工房です。緑輝く芝を通り、緑樹の下をくぐって工房にお入りください。母屋に設けたギャラリーでは私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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2017年1月 7日 (土)

学ぶべきこと

「陶芸を通して生きる道を得られましたね。私も88歳になりました。作陶に燃えています。」

こう書かれた年賀状をいただいた。陶産地、瀬戸市在住の陶芸家、加藤錦三氏からだ。

陶芸修行時代に幾度も自宅に訪ね、さまざまなお話を伺ってきた。私の最も敬愛する陶芸家である。

“88歳になっても尚作陶に燃えている”という文言を見て、自身を恥じた。

56歳の時、″清水の舞台から飛び降りる″思いで前職を辞し、陶芸の世界に入り、人生後半を楽しんでいるが、さて、これをいつまで続けよう。75才までかな、・・・。そんな考えを時折頭に浮かべていた自分を情けないと思った。


そういえば、こんなこともあった。私が還暦を迎えた年、錦三氏に会いに行ったときのことだ。氏に、「先生、私、もう60歳になってしまいました。」とあいさつ交じりに話すと、「そうですか。私はまだ80歳です。」と返された。

「人間を磨けるだけ磨くといいですね。磨いただけ作品に現れますからね。」と。

これも氏の教えである。

2017年1月 3日 (火)

親業終了の喜びここにあり

3人の我が子家族が一堂に会する正月。小学1年から高2までの孫5人を含め11人と私たち夫婦2人、13人が食卓を囲む。食べる、おしゃべりする。

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201713_009  この日は全員で山登りをした。近くの標高500メートルほどの粟ケ岳は、山腹に「茶」の字がヒノキの植栽によって描かれている茶産地ならではのシンボル的な山だ。

おむすびを作り、山頂で味噌汁を作る水やガスも準備して出発。
麓の駐車場は満杯状態だった。老若男女、大勢の人たちが正月の山歩きを楽しんでいるのだ。

快晴の正月。
富士山、駿河湾、大井川。一面に広がる茶畑の海。優しい風。小鳥のさえずり。

山頂の神社でお参りし、眺望のきく場所でむすびをほおばった。


子供が家庭を築き、それぞれが健やかに和やかに楽しく暮らしていること。親業を卒業した親としての喜びはここにあり。そんなことをかみしめながらの山登りだった。

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山頂には藁で作った干支、酉があった。山道で出会った男が、「私たちが作った酉が山頂にあるから見て行ってね。」と言っていた。なかなかの出来栄えだ。酉は東の空を仰ぎ見ているようだった。

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下山後。お疲れさん!と皆で声を掛け合った。柔らかな白雲がゆうるりと東に流れていた。

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2017年1月 2日 (月)

昼神温泉郷の正月

昼神温泉郷では、各ホテルや橋上で大きな藁人形を見かけた。一見何なのかわからないが、よく見ると目や口がある。動物・・・、イノシシかな?が、判然としない。玄関先で宿泊客を出迎えるホテルの方に聞く。「魔よけの鬼です。」

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温泉街を貫き流れる清らかな川、阿智川に架かる橋の欄干にかわいらしい銅像があった。半ズボン姿の男の子が大きく口を開けて何かを歌っているような叫んでいるような像だ。彼と一緒に私もそうしようと思ったが、恥ずかしいのでやめた。

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 元旦の9時頃、あるホテルの玄関先で餅つきが行われていた。宿泊客が周囲を囲む中、ホテル従業員と思しき男が唸る木遣りに合わせ、若者が杵を振るう。それに呼応して宿泊客も「ソーレ~!」と掛け声をかけた。特に子供たちの元気な声が正月の空に響き上った。

最後の方で、参加していた子供たちが法被を着て順繰りに餅をついた。大人たちの顔が緩んだ。幸せそうな元旦の顔だ。

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つき立ての餅にあんこや黄な粉をからませ食べた。添えられた野沢菜、醤油を少しかけた大根おろしを口に入れるとより旨さが増した。

2017年1月 1日 (日)

昼神温泉で年を越す

あけましておめでとうございます。本年も皆さんにとって、健やかで明るい日々でありますように、お祈りいたします。

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 長野県南部の小さな村、阿智村で越年した。人口約6500人、高齢化も進むこの村を活気づかせている温泉郷がある。昼神温泉だ。昭和48年に湧出したまだ歴史の浅い温泉だが、元気あふれるきれいな温泉街だった。

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元旦、朝食前に宿を出、朝市で特産の干し柿などを買い、学問と知恵の神が祀られる阿智神社前宮に参拝した。参道からは、朝日に照らされた温泉街が見渡せます。神社前でドラム缶の焚火を守っている地元の男性としばらく話してから神前で拝礼した。昨日大晦日は阿智神社奥宮で拝んだ。行く年に感謝し、来る年の幸を祈る。日頃こうして拝むことなどほとんどしない私だから、神もきっと「なんだこやつは!」と思ったに違いない。それでも神様はお情けで、それなりの幸運をくださるだろう。

大晦日、偶然立ち寄った阿智神社奥宮でポーズを決めた。何のため?何気なく・・・だった。

Dsc_0015Dsc_0010小さな村の小さな神社に立ち寄り、行く年に感謝し、来る年の幸を祈る 。私たち夫婦の2017年の始まりにふさわしい、と思った。

2016年12月31日 (土)

陶ひな人形展

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年明け2月5日から12日の8日間開催する「陶ひな人形展」に向けて、陶芸教室終了した翌日の26日から、新作を集中的に制作していました。もちろん、その前から時間を見つけては作ってはいたのですが、陶芸教室や体験陶芸の指導に当たりながらのため、なかなかはかどりませんでした。26日から30 日までの5日間、夜遅くまで制作に没頭することができました。時に、昼食や夕食がずれ込んだり、時には昼飯を抜くことも、夕飯が10時になることもありました。たまたま顔を見せた教室生のご婦人から、「先生、あまり根を詰めすぎないようにね。」と注意されてしまいました。

昨年の今頃、やはり雛人形作りに夢中になるあまり、体調を崩したということがあったから、それを知っている生徒さんが心配してくれたのでした。

大晦日前にやっとひと段落できました。あとは、年明け後に素焼き、色付け、本焼き作業を重ねて展示会に間に合わせようと思います。 開催場所は、 「煎茶茶房アトリエえん」 です。 大井川川越遺跡町並の一角にあるアトリエです。 /p>

成形し終えた人形たち

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2016年12月30日 (金)

父親から息子へ

年末になると毎年訪ねて来る教え子がいる。私が高校の教師をしていた頃、卒業するまでの3年間受け持った男だ。私が30代の時の生徒だから、かれこれ36年も前のことである。

とても恐縮するのだが、彼は毎年お歳暮を届けるためにやってくるのだ。それも36年間欠かさずにである。当初は父親が来ていたが、他界してからは彼が来るようになった。「先生には礼儀を尽くせ。」

そう親父に言われていたから、と。

頂きものは「鰹の削り節」。ずっと同じものを届けてくれる。父親が水産会社を営んでいた、という関係からだが、現在は親戚筋の人が継いでいるので、わざわざそこで買ってきてくれるのだろう。お雑煮に欠かせない一品としてこれほどタイムリーなお歳暮はない。いつもありがたく頂戴している。彼からいただく鰹節ほど美味しいものはない。

54歳になったという彼は、ひとしきり近況を話して帰って行った。

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2016年12月29日 (木)

庭の移ろい

1年が終わろうとしている。ささやき窯工房は今年も、教室生をはじめ、たくさんのお客さんをお迎えした。

20161230to_015 皆さんを最初にお出迎えするのに欠かせないのが庭である。長きにわたり妻と創ってきた庭は、しろうとっぽさから抜けきれないものの、訪問された方は一様にほめてくれる。一歩庭に足を踏み入れると、左右にヤマボウシ、ヒメシャラ、トキワマンサク、カエデが、エントランス左手にはサンシュユが、芝生の中に敷いた飛び石タイルを通り、レンガ敷きに入ると、マユミ、そしてシンボルツリーと命名しているコブシが、春から秋にかけては緑葉をたわわに茂らせて来客を迎え入れる。それらの木々のほとんどは広葉樹だから、今や丸裸となった。夏は強い太陽光を和らげ、冬は陽光を庭いっぱいに射しいれてくれる。草木の命のたくましさはたいしたもので、葉を枯らせ落とした直後には小さなつぼみを準備している。命は連綿と引き継がれる。葉や花開かせる翌春まで、彼らはじっと寒さの中でその準備に余念がないだろう。またこの工房の庭を華やかせてくれよ。

今朝の庭

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20161230to_0055月の庭

Dscf2519 7月の庭Dsc_0015

12月初めの庭

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2016年12月28日 (水)

嬉しい感想

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教室生や陶芸体験に訪れるお客さんから漏れる感想はいつも私たちを喜ばせる。

前職を早期退職し、一念発起。将来の不安を抱えながら陶芸の世界に飛び込んでから早10年になろうとしている。

“陶芸を楽しむだけの場所だけでなく、ほっと一息つける癒しの空間にしたい”

そんな意気込みでやり続けているが、嬉しいことに、どうやらそうした空間として皆さんに受け止められるようになってきたように思う。

最近、こんなメッセージをNさんからいただいた。とても嬉しい便りだったのでその一部をご紹介したい。

私たちの作品を生み出してくれる「ささやき窯」。

幅広い年齢層といろいろな職業・価値観を持っておられる方と一緒に楽しく語ることができる「楽友」。

教室に来て、ろくろを回して終わるのではなく、美味しいお菓子を頂きながら語らい、先生とデコさんの楽しい企画による、老若男女みんなが繋がることができる素晴らしいお教室だと思います。

今更ですが、「楽友」に来て良かったです。これからもず~っとヨロシクお願いします。

みなさん、良いお年をお迎えくださいませ。

2016年12月25日 (日)

今日の陶芸教室はケーキ作り教室

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教室生の一人、Nさんが講師を務め、6人でクリスマスケーキ作りをしました。Nさんは自宅で円柱のケーキの土台を事前に作ってきてくれたので、ここでは、ボールに入れた生クリームをわいわい言いながら楽しそうに撹拌していました。Nさんの適格な指導で、スポンジ土台を3段に輪切りにし、そこに生クリームを塗ったり、輪切りにしたイチゴを乗せたりした後、陶芸教室で使う手回しロクロ上の皿にケーキの土台を乗せ、生クリームやイチゴなどをデコレーションして完成。(この間、私は工房で雛人形作りをしていたのでほとんど見ていなかったのだが、大きな笑い声や悲鳴が幾度も響いてきた。いったいどんなものが出来上がるのかと、時々撮影目的で覗きに行った。)

          準備段階20161224_00420161224_006

         笑い声あげながら

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  さあ、次は何をやるのかな??20161224_013   

テーブル上に並べられたケーキは、どれも華やかでした。

自作したケーキがそれぞれの家のテーブルを彩り、クリスマスの時をより楽しく送ることができそうです。

ケーキの味、それは言うまでもなく「美味しい」の一言。甘さ控えめの生クリーム、適度な歯ごたえのスポンジ・・・。甘党の私には一つ丸ごと食べてもいいくらいでした。

Nさん、ありがとうございました。

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2016年12月24日 (土)

わきあいあいと

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 愛知県から訪れたTさんご夫妻は、事前のメールの中でこんな一文を書いていました。「ネットで優しそうなご夫婦の感じでしたから、思い切って申し込みました」と。近畿日本ツーリスト「旅の発見」に掲載されている「ささやき窯」紹介文中の私たちの写真を見たようです。それが決め手となって、数ある陶芸教室の中から当工房を選んでいただいたこと、とても嬉しく思いました。

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Dsc_0354夫妻は袋井市にある法多山尊永寺に立ち寄って名物の厄除だんごで舌を楽しませ、牧之原台地から富士山を眺めながら昼食で腹を満たし、ささやき窯で粘土と遊んでモノ作りを愉しんでから岐路につきました。「メインは?」と伺うと、もちろん陶芸です、と答えてくれたこと、これも嬉しい一言でした。




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お二人が作ったのは、奥さんが花びら形小鉢、ご主人がマグカップ&スプーンです。ちょうど地元の小学6年の2人の男女も陶芸体験に来ていたので、ご夫妻は童心に還ったかのように作陶に夢中になっていました。とても穏やかな雰囲気を持ったおふたりでした。

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小学6年の子供たちは、ドッチボールクラブで共に汗を流した仲間です。大きな大会にも出場するほどのなかなか強いクラブのようです。お世話になったコーチにプレゼントするために来てくれたのでした。2人はお母さんたちが脇で見守る中、マグカップ&スプーンを3客作り上げました。

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この日は、5人の教室生も作陶をしていたので、体験者を含め9人が工房を埋め、賑やかな中にも和気あいあいとした雰囲気が漂っていました。

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Tさんご夫妻、小学生のU君、Sさん、ありがとうございました。

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