工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    オープンして9年が経ちました。 大井川流域の木材を使った、まだ木の香漂う工房です。緑輝く芝を通り、緑樹の下をくぐって工房にお入りください。母屋に設けたギャラリーでは私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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2017年5月22日 (月)

元気確認トレッキング 3

朝6時、高地での散歩をしてから宿に戻ると、庭に数か所置かれた野鳥寄せの餌台に3羽のウソが舞い降りてついばんでいた。餌台から1メートルほどの所に人間がいても警戒心はない。毎日こうしているのだろう。ここに来れば餌が得られる。ペンション夫妻の優しさはここにも見て取れた。

私はカメラを構えて小鳥たちのかわいらしい様を何枚も撮った。

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この皿の中にも餌のひまわりの種が入っている。小鳥の置物が本物の野鳥を招き入れようとしていた。やがて雌雄のウソが皿に飛んできた。

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     左が雄。雌と何やら語らっている。

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雌がどこかに行ってしまうと雄はヒマワリの種を食べ始めた。くちばしにはヒマワリの種が見える。

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ひとしきり餌をついばんだウソたちは近くの白樺を越えてどこかに飛び立ってしまった。

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2017年5月21日 (日)

元気確認トレッキング 2

 北八ヶ岳トレッキング後、標高1750mの高地にあるペンション、ハイランドリゾートアゲインに泊った。胃腸の不調で楽しみにしていた夕食はほとんど手を付けることができず情けない思いをしたが、目の前に茂る白樺を見、鶯などの野鳥たちのさえずりを聞き、八ヶ岳最北端の山、蓼科山を目前に見上げ、爽やかな風のそよぎを感じながらの露天風呂は極上の贅沢だった。

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前夜、早めに床に臥せたお蔭で翌朝には回復。朝食はいつものように美味しく食べることができた。

朝食時、奥さんに、「昨夜はお騒がせし申し訳ありませんでした。せっかくのお料理をほとんど食べ残してしまいましたが、奥さんの優しさと親切なお心をいただきました。ありがとうございました。」とお詫びとお礼を言った。

奥さんの丁寧な応対、笑顔、やさしい柔らかな心をほうふつとさせる表情に、初めて会った時からとても感心させられていた。夕食時、妻が少し寒そうなそぶりをしたのを目ざとく察知した奥さんは、すぐさまひざ掛けを持ってきてくれたり、私の胃に異変が起きたのを心配して、胃薬を用意してくれたりしたことに私はいたく感激していた。

このペンションは奥さんと料理を担当する旦那さん二人で営んでいる。中国出身のお二人だが、その応接ぶりは日本人以上だ。チェックアウト時、ご夫妻と少し話をする機会があった。ペンション経営をするに至った経緯、日本の山が好きでよく登っていること、庭にさりげなく置いてある球状のオブジェのこと、庭に飛来する野鳥のこと・・・。

また来たくなる素敵な宿だった。

 

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部屋の窓からは蓼科山が望めた。山頂にはかつて泊った山小屋が朝日に光っていた。

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2017年5月20日 (土)

元気確認トレッキング

元気確認トレッキング

元気確認トレッキング

元気確認トレッキング

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  蓼科高原に来ている。北八ヶ岳、標高2200mの坪庭から縞枯山の腹を巻いて麦草峠に向かった。過去13年間、年末年始の雪山トレッキングをこの場所でしてきたが、無雪期に入山したのは初めてである。所々に残雪はあるものの、登山道は木道、岩道、泥道と変化に富んでいた。雪に埋もれた登山道と違った歩き辛さがある。足元をしっかり見ながら次の一歩を出さなければならない。

熊笹、岳樺、シラビソ、青空、霞む南アルプス、中央アルプスが目と心を喜ばす。ひいやりとした風が汗ばむ額をなで行き、遠く近く聞こえ来る小鳥のさえずりが心を癒す。

約4時間の山歩きは、退院3週間後の私の体調が元に戻ったことを証明してくれた。と、喜んだのもつかの間、宿での食事が全く喉に通らない。山歩きで水分をとりすぎたせいか、胃の調子がおかしくなっていたのだ。私は、妻を一人食堂に残して部屋に駆け込んでベッドに横たわってしまった。

2017年5月11日 (木)

ある日の教室風景 8

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毎週水曜日は、午前・午後そして夜の部と、終日教室をやっている。一週間で最も私が働く時だ。

2017412_003夜の部に決まってやってくるのはKさんである。彼女はとても活動的な女性だ。あっちに好みの器があると知れば即座に出向き、こっちに素晴らしい作家がいると聞けば飛んでいく。自らも写真を手掛け、つい最近個展を開いた。

この夜は、前回成形した一輪挿しや飯碗などの削りに精出していた。今は電動ろくろ成形の練習中で、この日の削り作品もまだ削り甲斐があるほど胴部が厚い。Yさんは黙々と削る。

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隣ではNさんが飯茶碗の削り作業をしている。彼女も電動ろくろ基本練習中だ。まだ自在にろくろを操れないYさんだが、ケーキ作り、さまざまな料理作りは天下一品といっていいほど腕がいい。

Nさんが講師となって教室生がケーキ作りや料理を教わっている。

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Sさんは教室に通い始めたころは遠くから自転車で来ていた。山に魅せられ、あちこちの山に登り、ついに南アルプスの山小屋で働くことになった。毎年、4か月ほど一度も下界に下りることなく、山小屋にこもって登山者の世話に力を注いできた。

Sさんは今、小さな命をお腹に宿している。つわりと闘いながら、教室に通ってくる。この日は、たたら作りで皿を作っていた。

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もうお一人、夜の部に顔を出すのは、看護師という大変な仕事をしているMさんである。

彼女の作る器はとても愛らしいものだ。前回来た時に描いた作品が焼きあがったのを見て、Mさんは満足気な表情でそれらを手に取っていた。

2017年5月 9日 (火)

ある日の教室風景 7

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同曜日の午前の部。YさんとKさんが素焼きが終わった器に釉薬掛けを行った。

Yさんはとても多忙だが、陶芸に打ち込む時間を見出して月に2回通ってくる。

ほっとできる時間、と彼女は言う。

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Kさんは努力家である。仕事をしながら保育士の免許を取るための勉強に励み、つい最近その試験を受けてきたところだと話していた。

彼女の母親が長年陶芸をしていたこともあって、こうして陶芸教室に通うようになったらしい。

2017年5月 8日 (月)

ありがとう

教室生のみなさんが退院してきた私にこう言ってくれる。

「だめですよ無理しちゃあ!」

「のんびりと、ゆっくりとやってね。」

「私たちがほっと一息できる場所なんだから、元気でいてくれなきゃあ困ります。」

などと。

私の体はわたしひとりのものではない、そんな風に言ってくれた生徒もいた。だから健康に気を付けなければ、とあらためて強く思ったのだった。

なんて嬉しい言葉掛けの数々なのだろう。

快気祝いにいただいた美しい花を見ながらこれを書いている。

みなさん、本当にありがとうございます。

2017年5月 6日 (土)

仕事を再開

10日ぶりに陶芸教室を再開した。

やわらかな西日が窓を照らす工房では、教室生3人と浜松から陶芸体験に来てくれた若きカップルがそれぞれ陶芸に没頭していた。

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教室生Hさんは素焼き作品の釉薬掛けを、Kさんも釉薬掛けの後、ろくろで球状の笑顔人形作りを、Sさんもろくろで蚊取り線香容器作りをしている。

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若きカップル、YさんとTさんは湯呑碗作りである。

まっちょな体躯のTさんはサッカー選手のロナウドに似ていたので、私は時々「ロナウド君」などと呼んだりした。すると彼は「嬉しいです。」とにこやかに言った。彼は、しっかりとした形に作り上げていくYさんの器を見て、「うまいじゃん!」と褒めたり、口縁を平らに切り取る作業を手助けするなど、とても彼女思いなところを見せていた。

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Yさんも、彼が口縁をきれいにする作業を手助けしていた。

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体調を気にしながらの、久しぶりの仕事だったが、若者の飛び切りの笑顔を頂いて、力がみなぎる気がした。





2017年5月 4日 (木)

人汗かいて

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外に出た。もえぎ色の絨毯の中を遊びに来ていた孫と30分ほど歩く。茶刈りの機械音があちこちから聞こえてくる。八十八夜の時期、茶農家は大忙しである。

二人用茶刈機で刈る農家、乗用型茶刈機で刈る農家。春の日差しを浴びながら皆夢中で仕事をしている。

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茶波の向こうに富士山や、まだ雪に覆われた南アルプスの主峰、聖岳などが見えた。

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近くの茶工場から茶を蒸す香りが流れわたっている。その香ばしさに包まれながら歩いた。ひばりがせわしく啼いていた。

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ひと汗かいて家に戻った。体調はすぐに元に戻りそうだ、と実感した。

2017年5月 2日 (火)

時流れ行かば

時流れ行かば

時流れ行かば

時流れ行かば

一週間ぶりに我が家に戻った。庭の樹木はより多くの葉を繁らせ若葉色に染まっていた。
まだ硬い蕾のままだったボタンは、子供の頭ほどの花を開き、花壇の花たちもより鮮やかさを増していた。

私が体の点検、補修をしてもらっている間、彼らはいつもの場所で、命を燃やし始めた。

2017年5月 1日 (月)

私のゴールデンウィーク最終日

今の気持ち
就寝直前に屋上に出た。田舎町の密やかなイルミネーションが見える。そのほとんどが家庭からもれる灯火だ。百万ドルの夜景には感じられない庶民のぬくもりのイルミネーションである。私の大好きな夜景だ。

西の空には三日月が浮かんでいた。

日中とはうって代わり、ひいやりとした風が吹き抜けている。屋上に巣くう小鳥のチ、チ、チ、という呟きが風に流されていく。

もうすく9時の消灯時間だ。私にとってのゴールデンウィーク最後の夜である。

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