辛い思いを抱える君へ
久しぶりに、ほんとうにひさしぶりにこの歌を聴いた。由紀さおりさんが歌うカバー曲『私もあなたと泣いていい?』は、私にとって思い出深い歌である。妻と知り合った若いころ、ギターを爪弾きながら、この歌をよく歌って聞かせたものだ。彼女の背負ってきた深い悲しみと辛さへの共感と慰めの気持ちからだった。この曲を久しぶりに聴かせてくれたのは、心の痛みを振り払い乗り越えようとしている若者だった。
明るい歌詞ではない。こころ沈みゆく気分になるが、優しさと共感の思いや包容力がある。不思議と慰められるのだ。
作詞・作曲は三沢郷さんという方である。若者と、そして彼と共に何年間かを歩んできたもう一人の若者のために歌詞を引用させていただき、二人に私が歌ってあげたい。
悩んでる あなたのことが なぜか 私にわかるの
苦しんで 苦しみぬいて 生きてきた あなたなのね
血の涙 流して泣いた 人間的な姿が
私には人ごとだとは どうしても思えないの
私もあなたと 泣いていい?
泣くことが この場限りの 慰めにすぎなくても
傷ついた今のあなたに それだけでいいじゃないの
どこまでも訪ねて歩く 人間の遠い道を
いつからか 知らないうちに みんな歩いているのね
淋しさとかがやかしさの 涙ぐましいこの世が
私には しゃにむに生きるかいのある人生
私もあなたと 泣いていい?
お互いが 今日と明日を 並んで生きてゆくこと
それだけが 今の私のせいいっぱいの姿よ
私もあなたと 泣いていい?
泣くことが ただ泣くことで それだけでしかなくても
傷ついた今のあなたに それだけでいいじゃないの
私もあなたと 泣いていい?
ふたりよ、互いの進む道をどこまでも訪ねて歩け
しゃにむに生きる甲斐がある人生を
今日と明日のために生きていけ!



































最近のコメント