工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    工房を構えて10年が経ちました。 大井川流域の木材で建てた工房を訪れた方が、「木の香がするね。」と顔をほころばせて言ってくれます。緑輝く芝庭、緑樹の庭が目と心を癒します。母屋に設けた第1ギャラリーとログハウス2階の第2ギャラリーには私の作品を展示し、販売もしています。どうぞご覧ください。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房ささやき窯。                                                              「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

結婚式で両親にプレゼント

  • 結婚式で手作りの器を両親にプレゼントしませんか。 結婚前に二人がする最初の共同作業です。両親への感謝の気持ちがいっぱい詰まった器が出来上がると思います。このブログ内のカテゴリー「結婚式:父母に贈り物を手作りで」をご覧ください。
無料ブログはココログ

2018年8月18日 (土)

ポリネシアの潮騒を聞きながら

今月は連日のように陶芸体験のお客さんが遠くから、近くから来てくれる。教室生の手ほどきと合わせて行うことが多いから、講師が私一人では手が足りない、と思うことがある。お客さんを教えながら、目と気遣いは生徒に向かわせ、私の助けを求めていると思われるとすぐさま生徒の脇に立つ。大変だが、この充実した時間がたまらなくいい。

この日の午後の部は、教室生が4人、陶芸体験のお客さんが2組3人だ。

岐阜県と愛知県から来てくれたお二人は、IさんとTさんである。

2時間余り、笑顔で飯碗と湯呑碗作りを楽しんでくれた。

Dscf0584
器の縁を平らに切り取る作業では、相互に手ロクロを回す助力をし合った。上手に切り取った縁をハート型にして、切り取り成功の喜びを表した。

Dscf0551
Dscf0553
先に成功させ、ハート型を作った彼。続いて挑んだTさんは、ちょっと失敗。針先を早く食い込ませたため口縁が歪んでしまった。でも大丈夫。可塑性がある粘土は何度でも修正ができる。気を落ち着かせて再挑戦し、見事に切り取った。

Dscf0555_2
Dscf0576   

   Tさんの作品

Dscf0586

  Iさんの作品Dscf0588


お二人の前で小鉢作りをしたのは、小学3年のYちゃん。

彼女は教室生Kさんの孫で秋田に住んでいる。夏休みに両親と帰省し、この日はばあばと一緒に陶芸をやりに来てくれた。昨年に続き2度目である。

Dscf0578

Yちゃんの後ろでは、ばあばが電動ろくろで先に作った器の削り作業をしている。教室生のHさんは、今冬に向け土鍋作りに挑んでいる。

Dscf0573

大人の中で臆することなく、黙々と粘土と遊ぶYちゃんだった。

Dscf0569Yちゃんの横では、教室生のMさんが徳利の仕上げ作業を、向かえではSさんが自身の結婚式で使うウェルカムボードに文字などを書き加えていた。

Dscf0568
Dscf0572
それぞれが作品作りを楽しむ午後のささやき窯工房だった。

いつも流している癒しの曲、この時はポリネシアの潮騒を収録したCDだった。



















2018年8月17日 (金)

徳谷神社の稚児舞

川根本町の徳谷神社で稚子舞が奉納された。
踊ったのは地元の小中学生4人。私の孫娘も舞うというので見に行った。保存会の人達が奏する雅楽の音に合わせ、ゆうるりと、しめやかに舞った子供たち。

神社は、440年ほど前にあった小長谷城の本丸の跡に建つっている。杉の巨木が林立し、今なお残る空堀は戦国の世を偲ばせる。

稚児舞いは、戦で散った武将達の鎮魂の舞のようにも思えた。

2018年8月16日 (木)

ヤッター!

袋井から来てくれたH君は小学1年生。両親と来てくれた。

マグカップを作り上げ、「ヤッター!」とポーズをとってくれたH君。

Dscf0543
Dscf0544

カップ胴部を作り、そこにどんな絵を描くか二人で相談中。

初めて会う私にもすぐに慣れ、しっかりと目を向けて話ができたH君。

胴部にはハンコで花形を押し、その隙間にクライミングする自分やウミガメなどを粘土で作り貼りつけることに決まった。

Dscf0534
両親が迎えにくるまでの間、彼は寂しがることなくカップ作りに夢中になってくれた。

カップ上部には太陽を彫り入れたが、そこに風車を貼り付けてしまったので、太陽は隠さない方がいいよ、と言うと、風車がね太陽をあっちにこっちに移動させるんだよ、と答える。

子供の発想は理解しがたいけれども面白い。

Dscf0540





2018年8月14日 (火)

愛を育む陶芸体験

Dscf0524

ここ数日、20代の若きカップルがよく来てくれます。

今回は、彼、Sさんは東京、彼女、Kさんは名古屋のカップルです。前日観光をし、御前崎市のペンションに泊まり、バスと電車を乗り継いで来てくれました。(前日来てくれたカップルもそうですが)彼らも遠距離恋愛です。愛を育むにはちょっと遠いようですが、なんと月2回逢瀬を重ねているとか。


勢いあるお二人は、形崩れようとも、心くずれることなく電動ろくろで次々と作りました。

Dscf0517_2

私は、もっぱら褒めることに徹します。「いいねえ、その崩れ、芸術だよ。」「それ、残そうか。ちょっとした花器に使えるよ。」

Dscf0521
Dscf0519

そして出来上がったのが上の写真に収まっている数々です。

その中からお気に入りを数個ずつ選びました。彼は、徳利と猪口、そしてつまみ用の小皿を、彼女はやはり徳利とカップを残すことにしました。

翌日、私が削り上げて仕上げたのがこれです。

Dscf0528
徳利は小さめだから、1合位しか酒が入りませんが、きっと二人で少しずつ味わいながら酒を酌み交わすことでしょう。明るいお二人の姿が目に浮かびます。

2018年8月13日 (月)

あっぱれ!

Dscf0507_2
彼の誕生日にサプライズプレゼントをと、密かに「陶芸体験」を予約し、直前まで彼(Kさん)に明かさずにささやき窯に彼を連れてきたOさん。Kさんは、訳がわからないといった表情で玄関に入ってきた。

お二人が体験したのは、″電動ろくろ″による成形だ。

Dscf0504
初めは思うようにできなくて、Kさんは少しイライラしたようだったが、そこは男である。次第に慣れ始めて、ビアカップと小皿を見事に作り上げた。

Dscf0499
Oさんは、彼のために陶芸体験を申し込んだということもあり、陶芸をする、という心の準備ができていたためか、こころなしか余裕でろくろに向かっていた。そして挽き上げたのが、大きめの鉢とカップである。

Dscf0501

翌日、私が胴部をきれいに削り、高台も削りだして仕上げた。

それが下の写真。

Dscf0530

付き合い始めて日が浅いというお二人らしいが、こうしてモノ作りも共に楽しみながら心を通わせ愛情をはぐくみあう機会を設けたOさん、“あっぱれ!”である。

静岡市から来てくれた、清楚で爽やかなお二人でした。

2018年8月11日 (土)

母と作る

Dscf0496
教室生のHさんが、2人の若者を連れてきた。息子のRさんと、その彼女のSさんだ。Sさんは横浜、Rさんは静岡だから遠距離恋愛中だという。とても爽やかな青年である。

2人は湯呑碗と飯茶碗を手ひねりで完成させた。

Dscf0492

凹凸になった茶碗の口縁は針で切り取って平らにする。この作業は緊張するし、ややもすると形が壊れてしまうこともある。この時は、相互に手回しろくろを回す手助けをし合うのだが、さすがに息がぴたりと合い、見事、平らに切り取った。
Dscf0489


Dscf0487
楕円型深鉢を制作しながらも、2人仲良く作る様を笑顔で見つめたり、声掛けをしたりしていたHさんは、まさに母親の顔だった。

Dscf0493

2018年8月 8日 (水)

程よい刺激をもらって

牧之原市の最明地地区には、妻の実家があった。彼女はそこで生まれ育った。私も結婚後5年間ほどそこで生活していた。移転して40年になるが、今年もそこのお年寄りを世話するボランティア団体、あじさいの会から夫婦で来てほしいと依頼があって出かけてきた。

Dscf0298




スタッフも、集まったお年寄りも皆顔見知りだ。

妻は、椅子に座ったままできる運動や、新聞紙を巻いて作った棒を使う〝棒サッカー〝をやらせたりした。二組に分かれ、相対して座ってボールを棒で押し合いながら左右に置かれたコンテナ籠に入れるというゲームなのだが、平均年齢80数歳とは思えないほどの力強さでボールを奪い合った。

Dscf0299

「おもしろい。楽しいねえ。」などと口々にいう皆さんの頬は一様に紅潮していた。

複数の赤の毛糸をつなぎ合わせて、一本の輪にできるか、といったゲームも楽しんでくれた。

Dscf0306
Dscf0305

私は「自分の体に感謝」といったテーマで、少しの時間お話をしたり、歌詞カードを配って、ハーモニカ伴奏で「ふるさと」や「夏の思い出」などを歌ってもらったりした。
Dscf0308
Dscf0315

与えられた90分を有意義なものにするためには、それなりの準備が必要だが、その時間もまた私たち夫婦にとっては程よい刺激となる。呼んでくれたあじさいの会に感謝である。

2018年8月 6日 (月)

平和を願いながら

1945年のきょうは、広島に原爆が落とされた日だ。今日は、2018年8月6日、月曜日である。73年前のあの日も月曜日だった。

毎年8月は、戦争の悲惨さ、非人道さに目を向け、多くの犠牲者の冥福を祈り、平和を希求する決意を新たにする日である。

8時15分、広島に原爆が投下された時刻に、妻と黙とうをした。これは、できなかたこともあったが、長年、家族で毎年行ってきた。

戦後生まれの私ができることは、父母が経験した戦時下の苦難や、義祖母の息子が出兵し戦死したときの義祖母の悲しさを想うこと、種々の書籍や写真集で知った戦争勃発の経緯や惨禍をしっかりと知ることだった。3人の子供が小学生になった頃から、私が知った戦争の悲惨さを話し始め、時に広島や長崎に連れて行ったこともある。広島では被爆者と出会い、話を伺い、原爆投下以前の爆心地の住宅地図などの貴重な資料などをいただいたことがあった。

教師時代、母親が被爆2世だったという教え子がいた。その母親にお願いして原爆に対する思いをつづってもらい、それを資料の一つとして、戦争について考える特別授業を組んだことがあった。

陶芸家として、人間として敬愛する愛知県瀬戸市に住むKさんは幼いころ広島にいて放射能を浴びた。彼はその体験を俳句や川柳にして発表した。


私の身の回りにはそうした体験をもつ人たちがいたこともあり、戦争の愚と悲惨さに目をそむけずにはいられなかった。

きょうも青空が広がり、セミが鳴き、暑い。73年前のあの日と同じように。

2018年8月 3日 (金)

井上ぶどうやさんのブドウ届く

ブドウが今年も送られてきた。「井上ぶどうやさん」のブドウだ。兵庫県加西市のブドウ農園である。今が旬という2種のブドウ、サニールージュとブラックビートを箱から取り出し、窓際に置いた。明るさに照らし出されてより美味しそうに見えた。

さっそく昼食後に食べた。午後の陶芸教室が終わってからは、冷凍したブラックビートを生徒さんたちと味わった。ほっぺたが落ちそうだった。

兵庫のSさん、ありがとう!

Dscf0439
Dscf0441
Dscf0446
Dscf0448


Dscf0443







2018年8月 2日 (木)

やったあ~!

Dscf0432Dscf0433

マグカップできたぁ~!

やったあ~!

作ったのはY君(5歳)。静岡市から教室に通っている女性、Hさんのお孫さんだ。

カップ胴部になる厚さ5mmの粘土板を伸ばし棒で作る作業では、私が手助けすると、力強く棒を転がした。

Dscf0419
空き缶に粘土板を巻きつけ、両端を接合した後は、Y君は底部になる粘土板を自身で伸ばした。

Dscf0423

その上に先に作った胴部を乗せて底を切り取った。

少し教えただけで手順を理解し、手を動かすY君だ。
Dscf0424

底を取り付け、今度は胴部に絵を彫りいれる。Y君はへらの先を押し付け、自在に模様を描いた。Dscf0425
目前では、ばあばのHさんが電動ろくろの練習をしている。Y君はときどきそっちに目を向けて、ばあば上手じゃんなどと声をかけていた。







«3人で作る

2018年8月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト