皆さんいいもの作ってます その5
かつて私が勤めていた学校で、学年委員長やPTA会長を務めたことがある方がひょっこり訪ねてきました。めったに顔を合わせることはないのですが、会うと必ず話題に出るのが、最近どこの山へ登ったかということです。きょうもその話をひとしきりした後、彼は息子の話をし始めました。私の教え子でもある彼の息子は、現在27歳になります。彼は言います。
「あの子の弟がいたんだけどね。」
「いたんだけど」ということは、もしかして・・・、と思って聞き返すと、
「3歳のときに小児がんを患って、2年間の入院生活を余儀なくされてねぇ。でも死んじゃったよ。妻は2年間ずっと病院に寝泊りするような状況だったんだ。だから上の息子は私が面倒みたんだけど、ある時息子の通知簿を見てびっくりした。だって1と2ばかりなんだよ。でもね俺なんにも言わなかった。健康な体持ってるだけで十分だよこの子は、って思ってね。」
その27歳になる息子さんは大学を出た後それなりの会社に就職し、現在立派に働いているそうです。
さて、今日の生徒作品は飯茶碗とカップです。
作者は相良から通ってくる二人のご婦人。
一人は広い茶園を有している茶農家のKさんです。年中畑に出て茶の手入れなどをしているのでしょうが、ご自身の肌の手入れも念入りに・・・?かもしれません。とても外で働いているようには見えないほど美白なのです。おっとりとした感じのKさんの作品は、しっとりとした柔らかなイメージがあります。
もう一人はYさんです。彼女からは時々受講の問い合わせメールをいただくのですが、そのメールアドレスを見る度に顔がほころびます。Yさんのホットな人柄を彷彿とさせるとてもいいメールアドレスだなと思います。"ケーキタベタイナ"っていうアドレスなのですよ。そう、彼女はケーキが大好物なのです。あの飛びきりの笑顔の素はケーキだったのですね。そんなYさんの作品もしっとりとしたものに仕上がりました。
Kさんの飯碗とマグカップ
Yさんの飯碗とフリーカップ
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