床屋嫌い
散髪屋、理髪店、髪結床、床屋、いろいろ呼び名がある。私は「床屋」と言う事が多い。小学生の頃は、今は亡き父によく散髪してもらっていた。父は庭に椅子を持ち出し、そこに座らせ、風呂敷を首から巻き付けた。私が散髪嫌いになったのには訳がある。どこで手に入れたのか知らないけれど、外見だけはぴかぴか光ったバリカンやはさみの切れ味は最低だった。しょっちゅう髪の毛がバリカンにからみつくものだから、私は悲鳴を上げっぱなしだった。
今日、理髪店で頭髪をすっきりさせてきた。髪が伸びすぎて、額や首筋にまとわりつくまで散髪する決断が下せないでいた相変わらずの私である。
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