工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    工房を構えて10年が経ちました。 大井川流域の木材で建てた工房を訪れた方が、「木の香がするね。」と顔をほころばせて言ってくれます。緑輝く芝庭、緑樹の庭が目と心を癒してくれます。母屋に設けた第1ギャラリーとログハウス2回の第2ギャラリーには私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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2017年4月30日 - 2017年5月6日の6件の記事

2017年5月 6日 (土)

仕事を再開

10日ぶりに陶芸教室を再開した。

やわらかな西日が窓を照らす工房では、教室生3人と浜松から陶芸体験に来てくれた若きカップルがそれぞれ陶芸に没頭していた。

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教室生Hさんは素焼き作品の釉薬掛けを、Kさんも釉薬掛けの後、ろくろで球状の笑顔人形作りを、Sさんもろくろで蚊取り線香容器作りをしている。

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若きカップル、YさんとTさんは湯呑碗作りである。

まっちょな体躯のTさんはサッカー選手のロナウドに似ていたので、私は時々「ロナウド君」などと呼んだりした。すると彼は「嬉しいです。」とにこやかに言った。彼は、しっかりとした形に作り上げていくYさんの器を見て、「うまいじゃん!」と褒めたり、口縁を平らに切り取る作業を手助けするなど、とても彼女思いなところを見せていた。

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Yさんも、彼が口縁をきれいにする作業を手助けしていた。

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体調を気にしながらの、久しぶりの仕事だったが、若者の飛び切りの笑顔を頂いて、力がみなぎる気がした。





2017年5月 4日 (木)

人汗かいて

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外に出た。もえぎ色の絨毯の中を遊びに来ていた孫と30分ほど歩く。茶刈りの機械音があちこちから聞こえてくる。八十八夜の時期、茶農家は大忙しである。

二人用茶刈機で刈る農家、乗用型茶刈機で刈る農家。春の日差しを浴びながら皆夢中で仕事をしている。

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茶波の向こうに富士山や、まだ雪に覆われた南アルプスの主峰、聖岳などが見えた。

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近くの茶工場から茶を蒸す香りが流れわたっている。その香ばしさに包まれながら歩いた。ひばりがせわしく啼いていた。

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ひと汗かいて家に戻った。体調はすぐに元に戻りそうだ、と実感した。

2017年5月 2日 (火)

時流れ行かば

時流れ行かば

時流れ行かば

時流れ行かば

一週間ぶりに我が家に戻った。庭の樹木はより多くの葉を繁らせ若葉色に染まっていた。
まだ硬い蕾のままだったボタンは、子供の頭ほどの花を開き、花壇の花たちもより鮮やかさを増していた。

私が体の点検、補修をしてもらっている間、彼らはいつもの場所で、命を燃やし始めた。

2017年5月 1日 (月)

私のゴールデンウィーク最終日

今の気持ち
就寝直前に屋上に出た。田舎町の密やかなイルミネーションが見える。そのほとんどが家庭からもれる灯火だ。百万ドルの夜景には感じられない庶民のぬくもりのイルミネーションである。私の大好きな夜景だ。

西の空には三日月が浮かんでいた。

日中とはうって代わり、ひいやりとした風が吹き抜けている。屋上に巣くう小鳥のチ、チ、チ、という呟きが風に流されていく。

もうすく9時の消灯時間だ。私にとってのゴールデンウィーク最後の夜である。

このくらいでも

このくらいでも
日頃の私はよく食べる。ご飯は一杯と定めているが、おかずは3品以上ないと満足しない。食卓に並べられた料理は、どれが私のものかすぐわかるほど量が多い。余程のことがない限り、出された料理はきれいに平らげることを信条にしているから、まず残すことはない。妻は残すことをためらわない。捧げられた命はありがたく、余すことなく頂くのは、それらを料ってくれた人への感謝の表出でもある。が、困ったことに、妻が残したものまで平らげるものだから、満腹を通り越し、翌朝食の食欲を減退させることしばしばなのだ。

ところで、私が望まずしてしばらく過ごすこととなった、ここの食事についてだが、器といい、盛り方といい、彩といい、部屋の雰囲気といい、量といい、どれもいただけない。食欲をそそるには程遠い。が、気付いたことがある。腹八分の量ながら今のわたしにはちょうど良いのだと。これからの私の食べ方が変わりそうである。
入院するたびに何かを得て帰る。入院も悪くはない。

2017年4月30日 (日)

家族模様

陽が落ちた頃に屋上に行った。屋上の辺に沿ってゆっくりと歩く。北辺の隅に近づくと、車椅子の老婦人と、息子とおぼしき中年の男がいた。男は厳しい口調で何やら婦人に言っているのが聞こえてきた。私は避けるように踵をかえし、彼らから遠ざかった。南の端まで来たとき、男が婦人をそのままにしてこちらに駆けてきてフェンスの土台に腰を下ろした。そしてチラチラと車椅子の方を見やっている。車椅子がゆっくりと動き始めた。私は再び北端まで歩き、婦人に声をかけた。「車椅子の練習しているの?」
婦人は即座に返答をしなかったが、そうだよ、と言った。「息子さんですか?」頷く。 「がんばってね。」

私は3周目に入ろうと向きを変えた。南端まで来て車椅子を見る。さっきの場所からほとんど動いていない。男が声を上げた。
「手を動かして!」
さらに、早くこっちへおいでと手招きした。私はとても気になって4周しながら婦人の動きを追った。私が北端まで歩いた時、車椅子は男のいる場所までたどり着いていた。

なぜかほっと胸を撫で下ろした。彼らはそのうち屋上からいなくなった。私はしばらく簡単なストレッチをしてから屋上の出入口に向かった。扉を開けると、エレベーター前のベンチの所に二人がいた。婦人は男に支えられて車椅子から立ち上がっていた。
「リハビリの手助けですか?」
男は言った。
「大腿骨を骨折して、ずっと寝たきりだったから、こんなにも手足が細くなって。」
彼は母親の二の腕を掴みながら続ける。
「認知症も出てしまって。このままだと退院した後が大変だから、と思って車椅子を自力で動かせるようにしたり、こうして立ち上がる訓練もしてるんです。」

息子のちょっぴりきつい口調は、いたく頷ける。息子はこと母親に対して、つい心とは裏腹な言葉を浴びせるものなのだ。

「お母さん、頑張って練習してよ。」
そう声を掛けて、一足先にエレベーターに乗った。

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