少しの社会貢献
地域の高齢者の集まりに講師として参加した。
会は2部仕立てで、初めは、”高齢者あんしんセンター金谷”の保健婦の指導による「しまトレ」だ。これは、主に椅子に座りながら両足を交互に上げ下げしたり、両手を上げ下げしたりする筋力アップのトレーニングである。幾種類ものそうした運動は、イチ、ニイ、サン、シイ・・・、と皆で声を出しながらゆっくりとした動きで行われた。約30分、私も皆さんと一緒にやってみた。程よい疲れが心地よかった。
後半は、私が”音楽とお話し”を90分ほど行った。
1990年代、百歳にして一躍お茶の間のアイドルとなった“きんさん ぎんさん”のこと、私が訪れたことがある香川県の小さな島、志々島に住む、一人暮らしの84歳のご婦人が小高い丘に芝桜を植え続け、3年間かけて一面のお花畑にした話や、高村光太郎(彫刻家・詩人)の詩『牛』についてなどをお話しした。年は取れども、いかに活き活きと過ごすか、どう生きるかのヒントをこうした話の中から感じ取ってほしいという願いを込めての話だった。
講演は、話と音楽を交互にしながら進めた。ハーモニカ伴奏で皆さんに歌ってもらったのは、懐かしの唱歌、「我は海の子」や「夏の思い出」「青い山脈」など6曲。公民館に明るい歌声が響いた。

プロパノータ(廃棄プロパンガスボンベで作った打楽器)の演奏も。
「少年時代」「見上げてごらん夜の星を」などを奏すると、初めて見る楽器、初めて耳にする音色にみなさんは興味津々の表情で聞いてくれた。

講演が終わると、一人のお年寄りがプロパノータを叩かせてと近寄ってきた。澄んだ音色に興味を持ったという。
ギターでは、「小さな日記」などを弾き語りしたり、「北国の春」をみなさんと歌ったり、懐かしの映画音楽「夜霧のしのび逢い」などを奏した。
最後は「ふるさと」を大合唱。一段と大きな声で歌ってくれた。
年に1、2回程度、こうしたお年寄りの集まりにお呼びがかかり、出向く機会がある。私はもうじき古希になるが、この歳になって小さいながらも社会貢献できる喜びを感じている。
講演の準備は苦労だが、「よかったよう!」「私の地区でもやってほしい。」などと言ってもらうと、また頼まれたらやろうかな、と意欲を燃やす。
(ここに載せた写真のほとんどは、会の様子を見に来てくれた自治会長さんが提供してくださったものである。感謝します。)
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コメント
切山しまトレでの演奏・トーク、ありがとうございました。大変楽しかったです。
投稿: 加藤洋一 | 2019年8月 9日 (金) 11時38分