陶芸を楽しむ 若き二人1
陶芸体験に訪れる皆さんが少しずつ増えてきました。
コロナウィルス蔓延のため、体験希望者の受け入れを幾度となくストップしていました。今も気が抜けない現況ですが、開始しました。すると、立て続けに申し込みが入るようになり、不安はありながらも、万全の感染対策を施して迎えいれることにしました。
先日は、ご覧の若きお二人が来てくれました。なんと島根県から。といっても彼(Kさん)は静岡市の実家に里帰り中で、彼女(Eさん)はアメリカ出身ですが、やはり島根県に在住しています。
お二人が選んだのはマグカップ作り。特にEさんはカップ類に思い入れがあるらしく、すぐにマグカップを選びました。
殊更緊張を要するのは成形最初の工程です。
粘土カッター用の針金を左右にピンと張り、針金に乗せた両親指をタタラ板(厚さ5㎜の細長い板で、カップ胴部になる長方形の粘土板などをスライスするための補助具)にギュウと押し付け息を凝らして一気に手前に引くという作業です。親指の押さえが甘くなると、同じ厚さにスライスできないことがよくあるのですが、たたら板が動かないように、二人が相互に協力したからでしょう。Kさん、Eさん共に大成功でした。
彼女はカップ胴体部にススキゆらめく夜空に浮かぶ中秋の名月(三日月ですが)を描きました。コロナ禍でアメリカになかなか帰れず、すでに3年の間日本にいるという彼女ですが、松江できっとこの様を見たのでしょう。
折しもこの日は台風8号が襲来中でした。でも、工房の中では、モノづくりに夢中になる若者の熱気が漂ていました。
Kさんは、ささやき窯に通う教室生徒、Mさんの息子さんです。何年か前には、弟さんも友達と作りに来てくれたことがありました。もちろんTさんの夫君も。
Mさん家族そろってここを愛してくださり、とても嬉しく思います。
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