工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    工房を構えて10年が経ちました。 大井川流域の木材で建てた工房を訪れた方が、「木の香がするね。」と顔をほころばせて言ってくれます。緑輝く芝庭、緑樹の庭が目と心を癒します。母屋に設けた第1ギャラリーとログハウス2階の第2ギャラリーには私の作品を展示し、販売もしています。どうぞご覧ください。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房ささやき窯。                                                              「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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カテゴリー「体験陶芸 雑記」の382件の記事

2018年7月18日 (水)

優しき息子

やはり連休中日に来てくれた親子です。三重県からお見えになりました。

3人が挑戦したのは電動ろくろによる成形です。

「土練り3年、ろくろ10年」と言われるほど、高速で回転するろくろ盤上の粘土から、自在に器を生み出すには相当の練習が必要です。が、短時間でも適切な助力で希望の作品を挽き上げることができます。

初めに、私が手本を示しました。3人はじっと目を凝らして私の手元を見つめていました。

すごい、うーん難しそう、などとお父さんがつぶやきます。

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みなさんそれぞれ飯碗とカップを作りました。カメラを向けると自然にVサインが出ました。

「楽しかった!」と口にした皆さんの気持ちの表れでした。

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お父さんは飯碗の他に、ビアカップを作りました。ところが、息子が作ったカップの方が背が高く、ビアカップらしく出来上がったため、「それお父さんのと交換してくれよ。」と頼んでいました。すると息子はいやだよ、とわ言わず、父親のお願いに応えていました。

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お母さん、粘土塊を上げ下げして芯出しする工程で、粘土塊上部3分の2がちぎれてしまい、盤上に残った粘土が少なくなってしまいました。それを見た息子さんが気遣います。

「僕の少しあげようか?」

なんと優しい子供だろうと、感心してしまいました。

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3人は、陶芸体験のひと時を当工房で過ごした後、「夢の吊り橋」がある寸又峡温泉に向かいました。

遠方から来ていただきありがとうございました。









2018年7月17日 (火)

さわやか家族

連休中日に訪れた横浜のIさんご家族は、お父さんとお母さんがマグカップ、ふたりの娘さんは湯呑碗&飯碗を作りました。

みなさんの笑顔がとても微笑ましい!爽やかなご家族でした。

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3連休を利用しての家族旅行で、モノ作り体験を親子共に楽しむ様は、教える側もウキウキします。

中学生のYさん、高校生のSさん姉妹は父母と向い合せに座り作り始めます。粘土塊を手ろくろ中心に据え、先ずは親指を少しずつ食い込ませて底を確定します。やや緊張しながらも指に力を込めます。静かに、夢中になって作る姿が初々しくて良い。

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両親は直方体の粘土塊から、粘土カッターのワイヤーを使って5mm厚の粘土板をスライスするところからスタートです。ワイヤーを左右に引き、ピンと張り、親指をワイヤー上に当て、粘土塊の左右に置いたたたら板にギューと押し付け板上を手前に滑らせてスライスします。緊張を要する工程に娘たちの目が注がれます。ちょっと失敗もあったけれど、お父さん、お母さん、見事にスライスし終えました。



ほぼ成形が終わった飯碗ですが、口縁は凹凸が目立ちます。これを針先で平らに切り取る工程です。やはり緊張を伴い、ややもすると形が崩れてしまうこともある難しさがあります。

その様子をとらえた写真です。

姉が心配そうに見守ります。

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今度は妹が見守ります。

お母さんが手ろくろを回す手助けをしてくれました。
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2018年7月16日 (月)

良き家族

このところ県外からの陶芸体験者が多い。今日の陶芸体験は名古屋市からいらっしゃった3世代家族。祖父母、子供夫婦、孫など7人だ。

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皆さんが作ったのは花びら型小鉢やマグカップ。

孫娘が、小鉢に挑戦している祖父を気遣って声掛けする。祖父を、「おじいちゃん」ではなく、○○君、○○君、と呼ぶところが親愛の情がこもっていてとてもほほえましい。

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祖母はマイペースだ。彼女は、隣にいるご主人を殊更世話焼くこともしない。泰然と作る。

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息子夫婦が作った小鉢は、口縁を倒し気味にして皿に近いものにした。料理を得意とするご主人の意向が反映したようだ。きっと自作したこの器に盛る料理を思い描きながら作ったのだろう。

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祖父を気遣い、弟が作る様子をも覗き込んではアドバイスする優しき姉。彼女、私の妻のことを「奥さんテンネン?」と聞くから、「あなたもちょっと似ているかな?」と言うと、そうみたいと答えた明るく、どこかすっとんきょうな女性だった。

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左端で小鉢の胴部にデザインを施しているのは、弟の彼女である。1泊の3世代家族旅行にお供してきた。それほど居心地良く楽しい家族なのだと彼女は教えてくれた。

「彼とゴールインするのかな?」と問うと、「そうなるといいなあ。」と明るく言った。

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軽妙なおしゃべりと笑いを発しながらのEさん一家の作陶時間は瞬く間に過ぎた。「良き家族」とは、会話、笑い、思いやりなのだということを改めて思った。









2018年7月13日 (金)

休日を楽しむ

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介護職を務めるという3人の女性が訪れた。一人は夜勤明けでほとんど寝ていないらしい。それでも休日のひと時を陶芸をして楽しむために来てくれたのだった。

2人は花びら型小鉢を、1人は自宅で飼っている愛猫とハムスターの餌容器を作った。

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小鉢制作は、先ず粘土塊を手のひらで圧縮したり、叩いたりしながら少しずつ平らにして5mm厚のほぼ円形の粘土板にするところから始めるのだが、これがまたちょっと大変ながら楽しめる工程だ。手のひらの圧力次第で厚さが変わったり、指の跡が残ったり、手のひらに伝わる粘土のひいやりとした感触が気持ち良かったりする。粘土と対話している感じでもある。
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この日は5人の教室生も別テーブルで作陶していたので、工房内は総勢8人と、とてもにぎわっていた。






2018年6月28日 (木)

2度目の体験 ~3世代で作る~

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3世代、祖母と娘2人、孫とひ孫2人、総勢6人が2度目の陶芸体験に訪れました。

孫のNさんは、素焼きが終わった表札の文字部に色づけしたり、住所や犬のイラストを描きました。

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5歳のNさんの長男M君はワニの親子を作りました。

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「あかちゃんがいるから。」と、笑っている目を描きました。Dscf0189
祖母と2人の娘さんが作ったのは、お地蔵さん2体。

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Nさんの長女を背負いながらお地蔵さんを作っているのは、彼女の叔母さん。

眠くて泣いていたのをあやし、寝かせつけてから取り掛かりました。

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お地蔵さんはどれも小首を傾げ、笑顔です。まるで合掌しているよう。とても愛らしく出来上がりました。
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2018年6月27日 (水)

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マグカップ&スプーンが出来上がりました。休日のひと時を、モノ作りをして楽しんだのは、浜松市からおいでのSさん家族です。

予約の段階では子供たちだけで、ということでしたが、両親も一緒に作ってくださいとお願いしました。

幼い子供にとって、親と共に作ることにワクワクするし、てらいなく作る子供の方が得てして大人よりも出来上がりが早く、のびのびとした良いものができることが多いもの。それは子供に喜びとちょっとした優越感をもたらすからです。

ご両親も快諾して我が子とカップ作りに取り組みました。

予想通り、5歳のT君が最初に仕上げました。その時、T君は「僕が一番だよね。」と、ちょっぴり自慢気な表情を見せました。

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一番最初に、直方体の粘土塊から、5mm厚の粘土板をスライスすることから始めました。緊張を要する作業です。

先ずは、T君、そして小学4年のお姉さんのKさんが、私やお父さんの助力を得ながら切り出します。

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3番目にお母さん、

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最後にお父さんがひょいと切り出しました。

全員が見事に成功です。

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作り始めは、親は子供がうまくできるか気がかりで、ついつい子供の方に視線を移しがちになりますが、お父さんもお母さんも自身のカップ作りに夢中で、口出しも手を出すこともありませんでした。それだけ両親も楽しんでいたということかもしれません。もしかして、子供には負けられん、と思っていたのかもしれませんが・・・?

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帰り際、お父さんが言いました。

「(子供と)一緒にできて良かった。」

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2018年6月24日 (日)

夫婦の時間をつくる

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早朝6時に家を出て陶芸体験に来てくださったご夫婦がいる。お二人は三重県鈴鹿市の方である。夫婦の慰安旅行で熱海に行く途上に体験に訪れた。

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お二人が挑戦したのは電動ろくろ成形。初心者にとっては一筋縄ではいかない成形方法だ。それでも手を泥んこにしながら、思うように動いてくれない粘土と格闘する。いや、戯れる。そのうちに少しは粘土君と会話ができるようになる。「茶碗を作るからね。」と粘土君に伝わるように念じると、粘土に触れている手指がその形を描く。粘土君も素直に指の動きに従って、ほら、ご覧のような器をお二人は作り上げた。

夫君は、「焼酎が飲めるもの」をと念じたので、それらしきものを。妻は「二人の息子に、それぞれ飯茶碗を、娘には一輪挿しを」と念じて、それらを。

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楽しい~、近かったら通いたい~、などとご夫婦の言。

遠くから来てくださったお二人に喜んでもらえたことが、迎えた側の喜びでもある。

まだ学生だという子供さんを家に残しての夫婦旅を思い切って計画してやってきたのだが、途上、心配で子供に連絡したり、逆に子供から「あれはどこにあるの。」といった電話がきたりしたらしい。親業を続けている親にとって、なかなかゆったりとした心持で旅ができないものである。でも察することができる。子供さんたちの優しい心を。「いいよ、行ってきなよ。いつも僕らのことばかりやってくれるんだから。たまにはゆっくりしておいで。」と父母を送り出してくれたのだろう優しき子供さんの心を。

親業をすでに卒業した私から子供さんたちにお礼を言いたい。

「ありがとう、3人の子供さん。よくぞお母さんお父さんに旅する時間を与えてあげましたね。だから、こうしてご両親に出会え、優しい子供さんたちの心を知ることができました。そのことが私たち夫婦にとって嬉しいことでした。感激することでした。」


非日常を少し体験しリフレッシュすることは、親にも必要なのだ。特に母親にとっては。

遠くからきていただきありがとうございました。

2018年6月11日 (月)

電動ろくろを楽しむ

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高校時代の同級生だったというお二人が電動ろくろ成形に挑みました。彼女らは静岡市から足を運んでくれました。

Aさんは父の日のプレゼントにしようと、ビアカップなどを、Mさんは一輪挿しなど、それぞれ3点ずつ挽き上げました。

「土練り3年、ろくろ10年」と言われるほど電動ろくろによる成形は熟練を要するのですが、若いお二人は覚えも早く、少しの助力でそれなりに挽き上げることができました。

Dscf0117上半身を左傾させ、左ひじを膝に置き、両指先に神経を集中させて粘土の壁を少しずつ薄く高くしていきます。息を凝らしながらの作業ですから、一回挽き上げるごとにフーと息を吐き出します。緊張感を伴うからこそ、うまくできた時の快感が大きい。だから面白い。

「楽しい!」と思わず声を発したおふたりでした。


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この日は、ささやき窯陶芸教室生徒中最年少の兄妹が別メニューで作陶していました。

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2018年6月10日 (日)

2度目の体験

花びら形小鉢が出来上がりました。

ささやき窯で陶芸体験するのは、お二人にとって2度目のことです。

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ちょうど1年前、KさんTさんは電動ろくろ体験を楽しんでくれました。下の写真がその時のものです。湯呑碗や飯碗などを作りました。

作った器は大事に使っているとのことでした。

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今回は「手ひねり」で作ってみたいからと、遠く静岡市清水区から来てくれました。再び当工房に足を運んでくれたこと、とても嬉しく思いました。

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最初の作業は、粘土塊を手のひらで少しずつ押し伸ばし、5mm厚の円形にするところからです。

作業をしながら笑顔でおしゃべりする彼女。天真爛漫といった言葉が似合うKさんだ。それを笑顔で静かに聞く彼。その表情には、優しさ、誠実さがにじみ出ている。

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作り終えると、レストコーナーでお茶タイムだ。接待係兼広報部長(?)の妻にバトンタッチ。そのうち私も会話に加わった。

もっぱら口を開くのは女性たちだ。妻もKさんもよくしゃべった。Tさんは笑顔でうなずきながら聞く。

彼女が何気なく言った言葉が印象的だった。

「(T君のお腹に手を触れながら)ちょっと膨らんでいるけど、この中にTくんの優しさがいっぱい詰まっているから・・・。」

妻と夕食を食べながらその時の話になった。

とても素晴らしい愛情表現だったよね。

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2018年6月 4日 (月)

赤ちゃんを連れて

2月中旬に体験陶芸で制作した作品を受け取りにお二人が来訪した。今回は二人ではなく、3人で。生まれて2か月になるMちゃんが一緒だった。3か月前、Mちゃんはお母さんのお腹の中で、パパとママのカップ作りを共に楽しんだに違いない。パパとママもそう思っていたのだろう。だから、赤ちゃんが誕生したら、焼き上がったカップを3人で受け取りに来たかったのだ。

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お宮参りの後、わざわざ浜松市からMちゃんを連れて来てくれたことに私たちは感激した。

お母さん、お父さんになった姿と、生まれたばかりの赤ちゃんを見せに来てくれたことが嬉しかった。

妻は、赤ちゃんに手作りの涎掛けを買ってプレゼントした。ママがさっそくMちゃんの首に掛けた。「似合う、かわいい!」と声が出た。


2人だけの最高の「作品」だ。夫婦、手を取り合って育ててほしい。磨いてほしい。

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またいつの日か、成長したMちゃんを見てみたいものである。

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