工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    工房を構えて10年が経ちました。 大井川流域の木材で建てた工房を訪れた方が、「木の香がするね。」と顔をほころばせて言ってくれます。緑輝く芝庭、緑樹の庭が目と心を癒してくれます。母屋に設けた第1ギャラリーとログハウス2回の第2ギャラリーには私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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カテゴリー「出張陶芸教室」の54件の記事

2017年6月27日 (火)

お地蔵様と笑顔

お地蔵様が焼き上がり、お年寄りにお渡しした。

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2月前の出張陶芸時に作ってもらったものだ。一人2体ずつ作ったが、それぞれ表情が異なる。上目使いのお地蔵様、小首を傾げたお地蔵様。中には、目口が裏表描かれたものもある。ただ、どれも笑顔のお地蔵様だ。

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それを手にした皆さんは、自作品をじっと見つめ、やがて一様に素敵な笑顔を見せた。

2017年5月30日 (火)

歌を歌って

月一度の出張陶芸。デイサービス施設のお年寄りが楽しみに待っていてくれる。この日も16人が私たち夫婦を笑顔で出迎えてくれた。

いつものようにちょっとした話から始めるが、きょうは、鯉のぼりを揚げている家庭がとんと少なくなったという話をした。この施設がある相良地区もひとつも見ませんでしたよ、と言うと、すかさず、「この辺は月遅れだからね。まだ揚げちゃあいんかもしれんでね。」と90歳のおばあさんが言った。そして「柱の傷もおととしの、5月5日の鯉のぼり~」の曲をハーモニカで奏すると、お年寄りたちは大きな声で歌ってくれた。2番は、施設長の鈴木さんも歌の輪に招き入れて歌った。歌の上手な施設長の大きな声に導かれて皆さんもさらに元気な声を上げた。

「ふるさと」は施設長が指揮を執ると、一斉に彼の方に顔を向け、ひときわ口を大きく開いて歌った。

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焼き上げて皆さんに手渡した象嵌小鉢。

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それを手にして笑顔で写真に収まるみなさん。

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2017年1月19日 (木)

6年目の出張陶芸

お年寄り対象の陶芸教室が6年目に入った。

月1回の陶芸教室は、デイサービス施設に出向いて行う。

陶芸開始前のお話しと楽器演奏や歌も好評のようで、毎回満席か、それに近い人数になる。

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どんな話にしようか、何の曲を演奏するかが悩みの種だが、運転中の15分間で決めることが多い。出張陶芸がある午前中は準備に追われ、考える暇がないからだ。

お年寄りに接するときに心がけていることがある。

おばあちゃん、おじいちゃんではなく、名前で呼ぶこと。彼らの人生に敬意をはらうこと、などである。

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今年最初は、昨年末に作ってもらった干支の置物の完成品をお渡ししてから、小鉢作りの指導をした。白粘土をベースに、赤土を水玉模様風にして埋め込んだ小鉢だ。

2016年12月21日 (水)

今月の出張陶芸教室

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Dsc_0330  月1回、デイサービス施設に出向いての陶芸教室は、今月は18人のお年寄りが参加してくれました。まる5年となる今月は、過去最大の人数となりました。リューマチを患っていても、目が少し不自由になっても、粘土に触れ、一つの作品を作り上げる喜びを感じている方たちが増えていることをとても嬉しく思います。陶芸だけでなく、私がするちょっとした話や楽器演奏、「ふるさと」の歌を皆さんで歌う、といったことも喜ばれている一つだと思っています。

Dsc_0329 前回作った作品を焼き上げ、お年寄りにお渡しすると、一様に笑顔になる。これもまた5年間やり続けてきたモチベーションとなっています。今回は、一輪挿しを焼き上げて皆さんにお渡ししました。

 今月の作品作りは、「壁掛け花器」でした。

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2016年11月24日 (木)

5年間続いている出張陶芸教室

今月のお年寄り対象の陶芸教室では、来年の干支、“酉”の置物を作ってもらった。

ここ、デイサービス施設での出張陶芸教室を始めて5年が過ぎようとしている。月1回とはいえ、毎回15人前後の高齢者がそれなりに楽しんで作陶できるように工夫をし、準備をするのがなかなか苦労する。
作陶前のちょっとしたお話や楽器演奏の曲を決めるのも楽しい苦労である。
今回は、お話の代わりに、私の作った作品をいくつか持参して披露した。そして、作品が焼き上がるまでの工程を簡単に話した。
    私の作品を紹介しているところ
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“酉”の胴体部は、粘土の塊に穴をあけ、型にかぶせて形を整えて作ってもらった。
お年寄りが喜ぶ工程は、柔らかく、ひいやりとした粘土を両手で包み込んで形にしていくところだ。
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2016年10月31日 (月)

自作の抹茶碗で飲む

今月のデイサービス施設での陶芸教室は、一輪挿し作りです。

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作陶指導の前に行う恒例の音楽は、プロパノータ(ガウボンベで作った打楽器)の伴奏で皆さんに秋の歌を歌ってもらいました。


一輪挿し作りは、2回目となります。90歳を過ぎたご婦人も陶芸を幾度も重ねているので、手慣れたものです。わずかばかりの手助けだけで作り上げます。指導は、私と妻の二人ですが、施設スタッフの方も力を貸してくれるのでとてもスムーズにできます。


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今回は前々回に作ってもらった抹茶碗を焼き上げてきたので、一輪挿し完成後のティータイムに、それを使って抹茶を飲んでもらいました。碾茶は妻が各テーブルごとに行います。かつて茶の湯をしていたのでしょう。90歳のご婦人は、作法通りにお茶をいただいていました。

「いいねえ。自分で作った茶碗で飲むととってもおいしいよう。」

そう言って顔をほころばせました。

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2016年8月15日 (月)

アクタガワ 出張陶芸で

終戦記念日である。正午の時報と共に私も黙祷をした。そのことを今日はお年寄りに真っ先に話し、そして聞いた。

「皆さんは、終戦の日には何歳ぐらいだったですか。」

すると一人のご婦人が言った。

「18歳だったよ。つらい、つらい日々だったねえ。」

他のお年寄りもうなずいているのが見て取れた。

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私は戦地に赴いた兵士たちは、故郷のことを想い起し、きっとこの歌を口ずさんだだろうと、今日は最初に「ふるさと」をハーモニカで奏し、みんさんに歌ってもらった。いつもは大きな声で歌うお年寄りの中には目を閉じてじっと耳を傾けている人もいた。

2016年8月 3日 (水)

出張陶芸教室;子供会企画

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小学1年生から6年生の子供たち24人が公民館に集まった。明るく元気な子供たちは島田市立大津小学校に通っている。「上野田子供会」の保護者役員が企画した陶芸体験は、夏休みに入った最初の日曜日に行われた。

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粘土を切ったり貼りあわせたりしながらカップの形に仕上げていく子供たちの表情は真剣だ。そして誰もが思い切りよく作る。勢い余って底に穴を開けてしまった子もいる。カップ本体が出来上がり、胴部に自由に絵を描くことを指示すると、彼らの本領発揮だ。臆することなくどんどん描いていく。子供は絵を描くことが好き。絵の天才だ。

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役員のお母さん5人も、子供たちと一緒にマグカップ作りを楽しんだ。

やはり大人が作ったマグはどれもきれいな出来上がりだ。が、絵は子供たちのそれと比べると腰が引けた感じがする。何を描くか迷いに迷った、ということが絵にも表れている。これも仕方がないことだ。

子供たちの真剣な表情、輝く瞳は見ているとたまらなく嬉しくなる。良い。素晴らしい。いつまでもこうあれ、と願いたい。

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2016年7月21日 (木)

笑顔 笑がお 笑ガオ・・

月に1度の出張陶芸教室。今日もデイサービス施設のお年寄り16人がすっかり準備を整えて待っていてくれた。
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Dscf3689 珍しい楽器、プロパノータ(プロパンガスボンベを再利用して作った楽器)で「見上げてごらん夜の星を」など数曲を演奏し、恒例になった「ふるさと」を斉唱してもらった後、焼き上げた一輪挿しを皆さんにお渡しした。施設スタッフがカメラを向けるとどのお年寄りも笑顔を見せた。

表情の乏しかったあの方も、ちょっと恥ずかしがり屋のあの人も、気難しい表情をしているこっちの男性も・・・。
自分が作った作品を手にする喜びを皆さんが表現してくれた。
出張陶芸に行く前の準備に毎回かなりの時間を費やすが、その苦労が報われる瞬間である。
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今日は「抹茶碗」作りに挑んでもらった。丸く切り取った粘土板をゴムボールにかぶせ、おにぎりを作る要領で両手でそれを包み込んみ半円状の碗を作ってもらった。そして直径1㎝の紐をドーナツ状にして作った高台を碗の底に貼り付けた。
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2016年6月20日 (月)

絶えない笑い声の中で

月1回の、お年寄り対象の出張陶芸教室を行った。
今回お年寄りに作ってもらったのは、“犬の置物”。

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Dscf3464 導入はいつものようにちょっとした話から。

今日は瀬戸内海の島、女木島、別名「鬼ヶ島」の桃太郎伝説について話す。陶芸もさることながら、私の話も楽しみにしていてくれるみなさんは、「なるほどね、いいお話を聞かせてもらった。」といって喜んでくれる。ハーモニカ(時にはギターやプロパノータ)による演奏は「エーデルワイス」、「我は海の子」の曲を。前者は聞き慣れない曲だったようDscf3466_2


で、歌声は聞こえてこなかったが、「我は海の子」は2番まで歌ってくれた。そして、最後に毎回歌う「ふるさと」は、模造紙に書いた歌詞を見ながらなのでより声を上げてしみじみと歌った。





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さて、次は皆さんお待ちかねの、焼き上げてきた完成作品をお渡しする時間である。

お年寄りに手渡したのは「スプーン」。はい、どうぞ、〇〇さんのだよ。手にした皆さんは一様に笑顔を見せる。「いいねえ、かわいいねえ。」と嬉しさを表してくれる。

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施設スタッフのアシストを得ながら、今日は参加者13人に犬の置物作りを指導した。

初参加の一人を除いては幾度も体験している方たちなので、作業手順を大方覚えていてスムーズに進行する。ケラケラと笑いながら作るみなさんの姿は、まるで子供のように思えてとても可愛い。あるお年寄りは、「お腹が痛くなっちゃう。」と言うほどよく笑う。初めて参加したご婦人は、最初は堅い表情だったのに、次第にその笑いの中に誘い込まれ、顔をほころばせた。常連のご婦人が彼女に言った。「ね、ここに来れば楽しいでしょ。笑うことができるでしょ。」

殊更よく笑うKさんは、一人暮らしである。だからこそ大勢で陶芸をすることが喜びとなっているのだ。

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