小学校で親子体験教室
空き缶に板状の粘土を巻きつけて作るフリーカップ作りに挑戦したのは、牧之原市にある勝間田小学校の6年生とその親御さんです。工作室に集まった50人の親子が、2時間ほどの間、真剣な眼差しで、かつ楽しそうに粘土と戯れる姿はとても素敵でした。
今日は、「親子活動」の一環として行われた「親子体験陶芸教室」の一こまを少しご紹介したいと思います。
パチパチパチ・・・!
直方体にした粘土を、厚さ5ミリの板にスライスする実演から始めました。細い針金を使ってスライスするのですが、厚さを揃えて切り取らなければならないこの作業は結構緊張を伴います。数回の実演の後、代表の子供数人にやってもらいました。切り終わると、固唾を呑んで見つめていた仲間から自然と拍手が沸き上がりました。
板状にスライスした粘土をみなさんに配ってから、私はこういう話をしました。
「ガーゼの上から粘土を指でやさしくなでてください。そのときに粘土に“仲良くしようね、よろしくな”って心で語りかけてください。」
粘土と遊ぶ、戯れると簡単に言うけれど、実は「粘土に遊ばれている」ことの方が多いのです。初心者ほど粘土にもてあそばれてなかなか思うように作ることができなないものです。粘土に語りかけることは、粘土に感謝の意を表わすことでもあるので(私はいつもそう考えている)、子供達にそういう話をしたのでした。
粘土を切ること、貼り合わせること、粘土ヘラで彫りを入れること、一つ一つの工程を丁寧に気持ちを込めて粘土と向き合ってくれました。
出来上がったカップには、花びらやトンボなどが彫られています。中には「メジャーリーグを目指すんだ!」といった文字を彫り込んだ男の子もいました。
子供達の天真爛漫な笑顔と、純粋な眼差し、一生懸命さを肌で感じながら陶芸を教えることができて、私はとても嬉しく思いました。
親子陶芸教室を企画運営してくださったPTAの役員さん、そして勝間田小学校の先生に感謝申し上げます。
聞く
作る
力作勢揃い
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