工房紹介

  • 「ささやき窯 楽友」
    工房を構えて早10年になろうとしています。 大井川流域の木材で建てた工房は、未だに木の香が漂っています。緑輝く芝庭を通り、緑樹の下をくぐってお入りください。母屋に設けた第1ギャラリーとログハウス2回の第2ギャラリーには私の作品を展示し、販売もしています。                                                                                               陶芸教室に通う生徒さんたちのにこやかな笑顔と、楽しげな会話があふれる陶芸工房です。                                                             「体験陶芸」「教室入会者」募集中です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。    春休み・夏休みなどの長期休暇には、「子供体験陶芸教室」も開講します。

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カテゴリー「陶芸教室雑記」の169件の記事

2017年6月20日 (火)

今日の教室

Mさんは多忙な方である。その合間をぬって陶芸教室に通ってくる。

この日、Mさんは素焼きが終わった長方皿に、白マット釉を流し掛けする作業をした。ひしゃくにいれた釉薬を皿上に流して、思い描く図柄にするのにはちょっとしたコツを必要とする。2度目の今回は思い切ってひしゃくを傾けていた。

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隣で作業しているのはKさん。当教室最年長の方だ。ここに来るのを毎回楽しみにしている。夫君に先立たれ寂しい思いをしたが、今ではグランドゴルフや陶芸に打ち込んでいる。

娘さんやお孫さんに使ってもらう器作りが彼女のモチベーションである。

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2017年6月10日 (土)

頼られる

「先生!これどうしたらいいのかしら?」

「先生!」

ランプシェード作りをしているKさん、Hさんが私を呼ぶ。

穴あけで使うドリルの使い方など、はたと立ち止まったりすると私を頼ってくれる。

この日は、泊りに来ていた小学2年の孫が工房で絵を描いていた。「好きな野菜」を鉛筆描きしてから、水彩絵の具で色付けしている。絵具の乗せ方、濃淡、筆遣いなど、わからなくなると彼女も私を頼る。

「ひろくん、ひろくん!(じーじ、ではなく、私の愛称で呼んでくれる。というより、呼ばせている。相変わらず自分を年寄りとみなしたくない往生際の悪い私なのである。)」と呼ぶ。

当てにされること、頼られることは心地よい。

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2017年6月 7日 (水)

孫の描いた絵を大皿に

教室生のSさんは、大皿を作り、孫の描いた絵をそっくり写し取った。このほどそれが焼き上がった。直径30センチほどの皿の中央に描かれた絵には覚えたてのひらがなで「ばーば」と書かれ、その下に笑顔のばーばが描かれている。

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Sさんはこの皿を部屋に飾っておくのだと言って家に持ち帰った。

2017年5月11日 (木)

ある日の教室風景 8

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毎週水曜日は、午前・午後そして夜の部と、終日教室をやっている。一週間で最も私が働く時だ。

2017412_003夜の部に決まってやってくるのはKさんである。彼女はとても活動的な女性だ。あっちに好みの器があると知れば即座に出向き、こっちに素晴らしい作家がいると聞けば飛んでいく。自らも写真を手掛け、つい最近個展を開いた。

この夜は、前回成形した一輪挿しや飯碗などの削りに精出していた。今は電動ろくろ成形の練習中で、この日の削り作品もまだ削り甲斐があるほど胴部が厚い。Yさんは黙々と削る。

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隣ではNさんが飯茶碗の削り作業をしている。彼女も電動ろくろ基本練習中だ。まだ自在にろくろを操れないYさんだが、ケーキ作り、さまざまな料理作りは天下一品といっていいほど腕がいい。

Nさんが講師となって教室生がケーキ作りや料理を教わっている。

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Sさんは教室に通い始めたころは遠くから自転車で来ていた。山に魅せられ、あちこちの山に登り、ついに南アルプスの山小屋で働くことになった。毎年、4か月ほど一度も下界に下りることなく、山小屋にこもって登山者の世話に力を注いできた。

Sさんは今、小さな命をお腹に宿している。つわりと闘いながら、教室に通ってくる。この日は、たたら作りで皿を作っていた。

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もうお一人、夜の部に顔を出すのは、看護師という大変な仕事をしているMさんである。

彼女の作る器はとても愛らしいものだ。前回来た時に描いた作品が焼きあがったのを見て、Mさんは満足気な表情でそれらを手に取っていた。

2017年5月 9日 (火)

ある日の教室風景 7

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同曜日の午前の部。YさんとKさんが素焼きが終わった器に釉薬掛けを行った。

Yさんはとても多忙だが、陶芸に打ち込む時間を見出して月に2回通ってくる。

ほっとできる時間、と彼女は言う。

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Kさんは努力家である。仕事をしながら保育士の免許を取るための勉強に励み、つい最近その試験を受けてきたところだと話していた。

彼女の母親が長年陶芸をしていたこともあって、こうして陶芸教室に通うようになったらしい。

2017年4月 9日 (日)

ある日の教室小景 6

2017328_022教室生最年少、7歳と5歳の兄妹が径20㎝の皿に釉薬を吹きかけています。初めての作業でしたが、霧吹きの吹き口をくわえ、大きく息を吸い込んで勢いよく吹くことができました。その様子をお互いにじっと見守っていました。二人は菊川市からお母さんに送迎してもらっています。

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2017328_021この日、兄はとても機嫌が悪く、なかなか工房に入ってきませんでした。来るときに寄ったコンビニに欲しいものがなかったものだから、とお母さんは困惑気味。しばらく彼の様子を見守っていましたが、私がいない方が、と帰っていきました。そして間もなく、私が「今日はやらなくてもいいから中に入ってお菓子でも食べていな。」と言うと、うん、といって工房に入りました。

私は彼を惹きつけるため、妹に霧吹きによる施釉をさせると、すぐに近寄ってきて「僕もやる。」と言ってやり始めると、さっきまですねていた時の表情があっという間に消え去りました。

この子供らしさが何とも言えぬほど良いなあと思うのでした。


2017年3月10日 (金)

ある日の教室小景 5

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教室生のおひとり、Kさんは70歳を越して数年たつ。柔道・剣道・弓道の武道で鍛えた頑強な体躯の持ち主である。が、やはり寄る年波には勝てないらしく、時々弱音が出る。しかし、好奇心は旺盛で、最近はギターの教室に通い始めた。陶芸教室に来る日にはギターを持参し、終わってから私にギターの手ほどきを受ける。

彼が今挑戦しているのは映画音楽。かつての名曲、夜霧の忍び逢い・ブーベの恋人である。

彼や私の年代にとって、この音楽は心に残る名曲なのだ。

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2017年2月23日 (木)

ある日の教室小景 4

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粘土と遊び、意中の形を作り上げた後のティータイムのひとコマである。2時間半の作陶時間が終わりに近づくと、工房に現れるのが妻だ。もっぱら湯茶接待とおしゃべりを担当する。用事がないかぎり、ほぼすべての教室生がこの時間を楽しんでいく。老いも若きもである。陶芸という趣味を同じくする者同士が、こうした茶話会でさらに人となりを知ることになる。互いの輝く一面を見つけあうひと時でもある。

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2017年2月20日 (月)

ある日の教室小景 3

昼間、教室生でにぎわった工房が、夜は蕎麦打ちパーティー会場に早変わりした。

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蕎麦打ちをしてくれたのは「蕎麦打ちの会」のKさんである。彼が打つ蕎麦はすこぶる旨い。

約1時間かけて、参加者15名分の蕎麦を打った。彼の見事な手さばきに参加者はうなった。練るたびに、伸ばすごとに蕎麦の香りが漂う。

「いい香り~!」

蕎麦打ちを見守っていた皆さんが感嘆の声をあげる。

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  ご馳走をひとしきり食べた後、いよいよ蕎麦をゆでる段になる。

ゆであがりを静かに待つみなさん。

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この会を企画してくれたのが製材会社を営むSさんだ。参加者は、陶芸教室に通う生徒さん、裂織り作家のNさん、煎茶茶房アトリエえんのご夫妻などである。


参加した教室生、OさんとYさんからこんな感想がラインで送られてきた。

初体験の蕎麦打ち見学会と食事会。素敵なイベントありがとうございました。お蕎麦の香りをあんなに近くで感じることができて、これからお蕎麦に対してもっと興味深くなりそうです。興味をそそられることがたくさんあると人生が楽しいです。素敵な方々との出会いにも感謝します。

昨日の蕎麦パーティー本当に楽しかったです。蕎麦打ちを目の前で見学で来て、とても貴重な体験でした。打ち立て、ゆでたてのお蕎麦は本当に美味しかったです。

2017年2月16日 (木)

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木曜日の午後。御前崎市から、掛川市から、島田市から通う女性6人が、賑やかに、明るく、楽しげに作陶している。

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全員“栄光なる”還暦を何年か前に迎えた女性たちである。

作陶後のティータイムでは、持ち寄った菓子をほおばりながらさまざまな話題を口々に述べ合う。年齢柄、お墓のこと、年金のこと、認知症のことなど・・・。この中に、時折若い教室生が加わることがあるが、将来のこととて、うなずいて聞いている。これもまた良し、である。

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